安楽寺 浄土真宗本願寺派 千葉山安楽寺
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世界遺産   WORLD HERITAGE
「古都京都の文化財」
(京都市・宇治市・大津市)

連続フォーラム   於ける本願寺  1997/6/16 平成9年
講演
フォーラム開催の経緯
 世界遺産「古都京都の文化財(京都市・宇治市・大津市)」連続フォーラムが 平成9年6月16日、京都市下京区の本願寺で開催された。

「古都京都の文化財」を構成する各社寺などを会場に文化財保護について理解 を深めるための催しで、「上賀茂神社」「平等院・宇治上神社」 「金閣寺」に続く4回目。

約200人の参加者は境内の南能舞台(国の重文)前で本願寺の歴史や同寺にゆかりの深い 狂言に関する講演2題を聞いたあと、大蔵流茂山家による狂言「蝸牛(かぎゅう)」 を観賞した。

続いて飛雲閣(国宝)などの各文化財を拝観し、文化遺産の価値や保全の重要性など について認識を深めていた。

浄土真宗本願寺派本願寺(西本願寺)

 浄土真宗の開祖親鸞聖人の墓所から発展したものである。現在の地へは豊臣秀吉 の時代に移った。

境内には書院、飛雲閣、能舞台など11棟が桃山文化の代表的建造物として残っており、 その多くが国宝、重要文化財に指定されている。阿弥陀堂、御影堂という二つの大きな 堂が並立するのは、浄土真宗独特の構成である。美術品や文書も数多く有する。


 京都市下京区堀川通花屋町下る

世界遺産

 世界遺産条約に基づき登録される世界中の代表的な文化財や自然。

昨年(1996年)12月には広島県の厳島神社と原爆ドームが登録され、今年12月に行われる 世界遺産委員会に向けて奈良市の東大寺や春日大社など歴史的建造物群を中心とした 「古都奈良の文化財」が文化庁によって推薦されている。

平成6(1994)年、世界文化遺産に登録された 「古都京都の文化財(京都市・宇治市・大津市)」 は、次の17の社寺城である。

賀茂別雷神社(上賀茂神社)、賀茂御祖神社(下鴨神社)、教王護国寺(東寺)、 清水寺、延暦寺、醍醐寺、仁和寺、平等院、宇治上神社、高山寺、西芳寺(苔寺)、 天龍寺、鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)、龍安寺、 本願寺(西本願寺)、二条城

主催

世界遺産連続フォーラム実行員会

(京都市・宇治市・大津市・(財)平安建都1200年記念協会・KBS京都・京都新聞社)
後援

文化庁ほか

協賛

富士通

協力

浄土真宗本願寺派本願寺(西本願寺)


注:

参考:京都新聞 平成9(1997)年7月15日
HTML:平成11(1999)年11月作成 安楽寺