安楽寺   浄土真宗本願寺派   千葉山安楽寺
妙 音  千葉山安楽寺機関誌 千葉山安楽寺執事事務所
TEL 0883-63-2015
○第二十七世住職 千葉乗隆の葬儀に当たり
 (葬儀式次第などへリンクしています)
 第二十七世住職 千葉乗隆
平成二十年四月十二日 午前二時四十分 八十六歳 京都の自宅にて往生の素懐を遂げました。
ご染筆院号をご門主より賜る 廣開院釈乗隆
葬儀は
 密葬は 四月十四日、子と配偶者、孫のみで執り行う。京都斎場にて収骨
 本葬は、五月二十七日美馬・脇町両安楽寺にて門徒葬
 偲ぶ会 六月二十五日龍谷大学顕真館において龍谷大学主催 約三百名の方々に御参列頂きました
○住職千葉乗隆の達書・目録・院号法名伝達
   第二十七世安楽寺住職
    俗名 千葉乗隆
 法名 廣開院釈乗隆
 平成二十年四月十二日往生
  享年満年齢八十六歳
達書・目録・院号法名が総長から伝達されました

達書・目録・院号法名が総長から伝達されました
 本願寺では、法名は釈○○三文字に院号三文字が正式なもので、法師・居士等は用いないことになっています。この度、乗隆には、ご染筆院号法名が贈られました。本願寺派総長不二川公勝様から、直接達書と共に伝達されました。特別の御扱いです。
○御門主御代香 御裏方様御代拝
本願寺派御門主大谷光真御代香及び御裏方大谷範子様御代拝

本願寺派御門主大谷光真様御代香及び御裏方大谷範子様御代拝
特別の御計らいによって、
 本願寺派御門主大谷光真様御代香として、本願寺派総務出口湛龍様 御指し向け。
 本願寺派御裏方大谷範子様御代拝として、本願寺派総務宮崎憲之様 御指し向け。
 御本尊前にて、御焼香 御参拝を賜りました。

 本願寺派では、御門主・御裏方が、葬儀に出られることはありません、御門主は御代香、御裏方は御代拝の御指し向けが、慣例となっています。後日、ご本山に参り御礼言上申し上げました。
○本願寺展
平成二十年十月四日(土)から十一月十六日(日)まで
場所 徳島市立徳島城博物館
入場拝観料 九百円
十月八日 五木寛之氏講演会

 安楽寺では、三回程度拝観に行きたいと計画しています。展示品の入れ替えがあります。五木さんの講演会には、参加したいと思っています。ご予定下さい。
 この本願寺展は、乗隆最後の仕事とも言えるものです。展示品の吟味、展示配置の指示に至るまで、心血を注いで計画したものです。展示場に、乗隆コーナーも予定されているように伺っています。 皆さんも是非、拝観して頂ければと思います。
○親鸞聖人750回大遠忌法要
 平成23(2011)年4月から翌年1月まで本山西本願寺で営まれます。この法要に向けて本願寺では、記念門徒式章を制定しました。この式章を掛け、皆さんお元気でご一緒に参拝しましょう。
○扁額「妙音」について
 教典によく出る言葉です。阿弥陀経には、「かの仏国土には、微風吹きて、もろもろの宝行樹及び宝羅網を動かすに、微妙の音(こえ)を出す。たとえば百千種の楽を同時に共になすがごとし。この音を聞くもの、みな自然に仏を念じ、法を念じ、僧を念ずるの心を生ず。」(浄土真宗聖典注釈版)とあります。

 又安楽寺は、元天台宗妙音院真如寺であったといわれ、妙音院を院号に残したと伝えられています。これを用いて、乗隆は、寺報「妙音」を発行しておりました。遺墨の中にあったものを、複写し「扁額」と致しました。これによりご縁を偲んで頂ければと思います。

 この乗隆の遺墨 扁額「妙音」は、仏壇上長押(なげし)に掛けて頂ければと思います。
 なお 仏壇上には、法語を書いた扁額をあげます。写真等は上げません。
○夏休み仏の子供の集い 仏の子供を育てましょう
 本年も8月に開催します 多くの方々のご参加をお待ちしています お楽しみに!
 現在の社会は 大きな問題を抱え 病んでいます 阿弥陀様のみ心で正していくほかはないと思います
 阿弥陀様の優しさを学び優しい心をそだて 他人を思いやる心を育んで 強く優しく生きる力を身につけ いつも阿弥陀様のふところに抱かれて今日一日を精一杯生きましょう
 阿弥陀様に有難う お父さんお母さんに有難う まわりのすべてに有難う と素直に言える子供であってほしい そんな願いを叶えるために あなたも参加してみましょう


主催
とき

場所
対象者


参加費

昼食

申し込み すること




もってくるもの 
 婦徳会
 平成20年8月18日(月)
  午前9時30分集合 10時開式 午後4時解散
 美馬町安楽寺本堂
 小学3年生以上の男女児童であれば
どなたでもご参加いただけます
 お友達も誘ってご参加下さい
 無料です
  講師は龍谷大学のお兄さんです
 婦徳会で用意します
  付き添いでご協力頂ける方 大歓迎です
 8月15日までに 安楽寺へ 0883-63-2015
 お仏参(お参り お勤めのけいこ)
 楽しい人形劇・ゲームなどなど
 食事(食前・食後のことば)
 班学習
   オレンジ色の聖典・念珠・筆記具・聖典入れの袋
なお 聖典・念珠・袋 などの無い人には当日お渡しします   

 この研修会は婦徳会主催の夏の行事です 一人でも多くの方々のご参加をお待ちしています
 この研修会の指導者は龍谷大学生で この方面において専門に活動しているベテランの学生たちです
 そしてこの研修会が夏休の楽しい思い出になることと思います 大勢の方々のご参加をお待ちしています
○門徒葬終了に当たり総代からの御礼
 千葉乗隆第二十七世住職の葬儀に当たり、懇志を御進納頂きますと共に多大なるご支援を頂きありがとうございました。お陰を持ちまして無事執行致すことが出来、総代一同大役を果たすことが叶いました。ここに感謝の意を表します。

 尚、門徒葬懇志進納者に、記念の品をお届け致しました。
 御進納頂いた方で、未だ届いていない方は、お申し出下さい。
 以後の門徒葬事務は、安楽寺執事事務所が致します。
   電話0883-63-2015まで

 美馬は、扁額  「妙音」
 脇町は、七百五十回忌記念  門徒式章
 安楽寺様より千葉乗隆著「摂取不捨」が門徒葬お礼として届けられました。
 葬儀式当日は、ご多用の中お運び頂き、有り難く存じます。御香資・御香料は、安楽寺様にお届け致しました。

 天候に恵まれ、幸いでしたが、暑い日で、混雑してご挨拶もままならず、失礼の段御許し願います。  当日参列頂いた方には、お礼のご挨拶も致せておりません上に、会葬お礼として、千葉乗隆著「歎異抄」を、お渡しする手筈が、美馬式場で、不調で失礼を致しております。遅ればせながらお届け致したいと存じます。ご寛恕の心を持ってご容赦下さい。脇町安楽寺会葬者の方には、お渡しできたと存じますが、手落ちにお気づきの方は、お申し出て下さい。
○門徒葬について安楽寺からの御礼
 安楽寺門徒葬を無事終えることが出来何よりのことと厚くお礼申し上げます。
 当日は、北は北海道、南は鹿児島からご会葬を賜りました。暑い中御礼の言葉も交わせぬまま失礼を致しました。深くお詫びを申し上げます。
 乗隆の京都での生活については、知ることが少なく、交友関係も殆ど知らぬままに、急に亡くなりましたので戸惑うことが多く、失礼のことばかりでした。
 弔意郵送・弔問・弔電と届けられるものに目を通し、対面してのお話を聞くにつけ、大切に交友関係を育んでおられたんだなと、つくずく感心いたしました。今後もご厚誼を賜れますよう勤めねばと存じた次第です。

 乗隆随筆集「摂取不捨」  を出版すべく準備をした原稿がありますからと、出版のお勧めをいただきました。この様なことから急遽「摂取不捨」を出版し、ご縁の皆様にお届け致しました。

 この「摂取不捨」には、昭和二十七年、若き日の「妙音」掲載ものから、平成十一年までの随筆法話集を纏めたもので、乗隆の人となりが味わえるものばかりでしたと、読後感想を寄せて頂きました。よすがを偲んで頂ければと存じます。後、二冊ほど準備ができたものがあります、とのことですので、機会があれば、出版致したいと存じます。

 会葬・御香資御礼に乗隆著「歎異抄」をお届け致しました。  又、多くの御香料等をお供え頂き厚くお礼を申し上げます。お返しにつきましては、脇町安楽寺は、視聴覚機材を備品納入。美馬安楽寺は、本堂屋根雨漏り修理に使用致しました。皆様方個々には欠礼致しますのでご了承頂きますようお願いします。
○あとがき 妙音2008夏版
 住職乗隆との同居の期間も短く、迷惑ごとを掛けることが多くあり、また副住職としての責務も果たせ無かった不徳を詫びる思いで葬儀執行に取りかかりました。

 十一日金曜日に見舞いがてら京都宅へ伺い、弥生は、十二時から夕方七時頃まで、お話しをして、気をつけて帰れよと促されて、帰路につきました。いつになく饒舌で、ちりとてちんの会話のようだったと車の中で話してくれました。家に帰り着いて、しばらくして、電話があり、お父さんが息をしとらんと、落ち込んだ声で伝えてきました。京都の自宅で息を引き取りました。早速京都にとって返して、臨終のお勤めをして、葬儀の指示をして、徳島に帰り、法務を済ませ、日曜日通夜・月曜日葬儀収骨、そのまま徳島に帰ってきました。  本人の意志もあり、家族のみで荼毘に付しました。ご門徒の皆さんには、ご遺体でのお別れを望まれる方も多くおられることは承知の上で、我が儘を通させて頂きました、お陰で、家族の一人一人心に遺る葬儀を勤めさせて頂きました。

 業者に頼ることなく、手作りでを念頭に置いて準備を致して参りました。お陰で、家族と致しましては、心の整理を致しながら、葬儀の日を迎えることが出来ましたが、ご門徒の皆様には、多々失礼のことを重ねてしまうことになり恐縮に存じます。

総代・世話人・門徒の皆様のお陰をいただいて立派な葬儀を勤めて頂き、ただただお礼を申すばかりです。

新住職 新副住職

 なお 美馬安楽寺は、二十八世住職に「昭彦」が就任致し、「恒乗」は副住職に就任。脇町安楽寺は、「昭彦」が前住職となり、「恒乗」が第五世住職を勤めることになりました。

○葬儀式 写真
 別掲葬儀式写真は <葬儀写真美馬町> <葬儀写真脇町> に掲載しています
 葬儀執行 導師本善寺様結衆僧剛十ヶ寺
楽員六師 典座1をもって、荘厳に勤修されました (美馬町安楽寺)  午前中に脇町安楽寺において執行されました。

美馬町安楽寺 葬儀執行
 葬儀執行は、導師本善寺様結衆僧剛十ヶ寺 楽員六師 典座1をもって、荘厳に勤修されました。 (美馬町安楽寺) 午前中に脇町安楽寺において執行されました。
龍谷大学長若原道昭師の弔辞
美馬町安楽寺
龍谷大学長若原道昭師の弔辞
 弔辞は、総代真鍋五郎、龍谷大学長若原道昭師、美馬市長牧田 久様、門徒代表三野優美氏、五木寛之さん弔辞代読太田信隆師、開式の辞葬儀委員長北岡秀二、閉式謝辞総代藤野正晴。
四州教区教務所長本川道法師
弔辞
脇町安楽寺
四州教区教務所長本川道法師 弔辞
 四州教区教務所長本川道法師 弔辞に続いて井上総代弔辞奉読、 あと、美馬市長の弔辞が読まれました。
美馬町安楽寺会葬者

美馬町安楽寺会葬者
 美馬町安楽寺会葬者 北は北海道南は鹿児島から、多くの方のお焼香をいただきました。ご挨拶も、お礼も、欠礼したままで、痛み入ります。変わらぬご厚誼を 念じあげます。
脇町安楽寺会葬者
脇町安楽寺会葬者
 脇町葬儀参列 門徒葬記念の門徒式章を掛け、お別れにお焼香し、お念仏相続致しました。
京都葬儀式場

京都葬儀式場
京都葬儀式参列者

京都葬儀式参列者
京都葬儀式還骨法要

京都葬儀式還骨法要
 京都の葬儀 家族のみで、ひっそりとこの悲しみを、一人一人の心の中に。尊いお別れでした。還骨法要 済みしだい、徳島へ。
初七日法要の中陰壇
初七日法要の中陰壇
 大谷家・五木寛之氏・藪内茶道家元・乗隆母定子出里福成寺から花が届けられました。 ご近所、近隣の方がお焼香に参列、二七日には、総代・門徒お焼香、門徒葬に決まる。
家族の絆は、尊く有り難いものです
家族の絆は、尊く有り難いものです
 家族の絆は、尊く有り難いものです。居ってくれるだけで心強く、頼もしいものです。曾孫も見られたが、孫の結婚はどうなっとるかと、最後まで心配してくれました。赤門に750回大遠忌、ご開山90歳までは、後3年が待ち切れませんでした。
新住職 新副住職
還相摂化の用きをもって、弔電の言葉に多くいただきました。
 還相摂化の用きをもって、弔電の言葉に多くいただきました。まさにこの力なくば、安楽寺を支えることの叶わぬ二人です。門信徒の皆さん共々、お念仏繁盛に。乗隆在職中と変わらぬご厚誼をお願い致します。