安楽寺 浄土真宗本願寺派 千葉山安楽寺
妙音 千葉山安楽寺機関誌 平成22(2010)年 妙音2010報恩講版 
 目 次
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◎御正忌報恩講のご案内
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平成二十二(2010)年  ご正忌報恩講 ご案内
十二月二十五日(土)
○日中 午後一時半始 ○ご法話 岡田哲水師

○お齋  午後五時始 ○お内仏 午後六時半始
○お逮夜 午後七時始 ○ご法話 岡田哲水師

 二十六日(日)
○お晨朝 午前八時 ○ご法話 岡田哲水師

○稚児受付 午前十時半
○お満座法要 午後一時始 ○ご法話 岡田哲水師

 講師 岡田哲水師(島根県)本願寺派布教使
 場所 安楽寺本堂(美馬町)

 昼食の用意をしています。お早めにお越し下さい

◎報恩講とは
 報恩講は、浄土真宗肝要の法要です。 家々の、お内仏で、年に一回お寺が参って、御家族と一緒に勤めます。
 「お講づとめ」とも「ご正忌さん」とも「かけづとめ」とも言い習わされています。

 昔は、お客を招き、お勤め、ご法話を聞き、お念仏の教えを、大切に家族・眷属・知友に伝えました。戦後の物資不足の頃から、廃ってしまいました。 美馬安楽寺では十二月第四日曜日、脇町安楽寺では、十二月第一日曜日に、御正忌報恩講を勤めます。

 「仏法の信不信をあいたずねて、これを聴聞して、まことの信心を決定すべくんば、真実真実、聖人報謝の懇志にあいかのうべきものなり。」(御俗姓)にあるように、仏法の疑いをはらすために、聴聞して、真の信心を確かなものに致さねば、在家止住の愚人たる私に、報土往生をすすめ下された、親鸞聖人ご出世のご恩に報うことができません。門徒一同、懇志を運び 焼香のご縁にあずかり、聞法にいそしみたいものです。婦人会がお齋の用意をしています。早めに、お越し下さい。

 お世話人に、ご案内をお願いいたしております。同時に「お手伝い帳」を回しておりますので、宜しくご協力お願いいたします。

 報恩講法要懇志・お初穂
 本山門徒講金・賦課金
 四州教区賦課金
 安楽寺建造物維持費
に充当いたします。

 来るたびに、きれいになるなーとの声を耳に致します。浄土真宗では、故人を偲んで、代々ご法が伝わるように、「永代経懇志」をあげる慣わしがあります。御進納ご協力下さい。安楽寺什宝物の購入資金に致します。
◎親鸞聖人七百五十回大遠忌法要 団体参拝日程
 親鸞聖人七百五十回大遠忌法要 団体参拝日程
  平成23(2011)年6月16日(水)〜17日(木)  一泊二日
  法要参拝 6月16日 午後2時始
  宿泊 京都東急ホテル
  費用 37,000円 本山法要懇志を含む
  観光バスにて 京都 奈良方面
  募集参加人員を増員しました 安楽寺 定員三十名申込は先着順です お早めに申し込んでください
 修復なった 御影堂で厳修されます
 乘隆がこの法要だけは参らせて頂きたいと切望しておりましたが叶わぬ事となりました。残された私達は、是非お参りしたいものです。参加ご希望の方は健康管理にご留意いただき楽しみにしてお待ち下さい。
写真  
 親鸞聖人七百五十回大遠忌法要 団体参拝は 修復なった この御影堂で執り行います  
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 メインテーマは「安穏」です 「世の中安穏なれ 仏法広まれ」は親鸞様の願いでした 先代乘隆が心待ちにした法要でした  
◎大晦日の除夜の鐘  新年の勤行
除夜会 大晦日(三十一日)午後十一時半除夜の鐘
修正会 元旦(一日)午前0時年始めのお勤め
竹灯籠 十二月三十一日午後十一時半点火
協力依頼 十二月二十九日午前九時赤門前にて準備作業
一年を反省し、新しい一年を踏み出します。

◎親鸞聖人御一代 第六回 親鸞聖人流罪
○親鸞聖人流罪
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 法然の教団は、九条兼実のような貴族、熊谷直実・大胡実秀・北条政子など、武士階級も少なくなかったが、法然は、かねてより、阿弥陀仏の救いの対象は、戒行を修することの出来ない愚かな人たち、即ち凡夫(行心定まらず、軽毛の風に随って、東西するがごとし)であるといった。 いかなる悪人も念仏によって救われるというところから、盗賊・遊女までも含まれ、庶民階層の人々が多く集まり、比叡山や、興福寺(奈良)など旧仏教教団からねたみを受け非難されるようになった。 写真は親鸞聖人(善信) 越後へ流罪の情景です

写真
 比叡山は念仏停止を求め、元久元年(1204)決起集会を開いた。法然は、比叡山衆徒の非難を解くため七か条の制誡を記して、念仏教団の自戒を促し、一九〇名の門弟がこれに署名した。親鸞様はこの時、僧綽空と自署している。翌元久二年奈良興福寺が九箇条にわたる過失を列挙して、専修念仏禁止を朝廷に訴えた。朝廷は、法然門弟には、よこしまな物言いをする者もいて、専修に名を借りて、悪行をしても浄土往生は出来るとするものもいるが、これは、法然の本意ではない。旧来の仏法を排する行為は禁止すべきであるが、あえてこれに刑罰を与えるようなことはしない。と回答した。興福寺はこれに納得せず、法然門弟急進分子である、遵西・行空・幸西の処罰を要求。法然は、行空を破門し、興福寺の怒りを解こうとした。

 この時に、事件が起こった。後鳥羽上皇が熊野に行幸した留守中に、上皇の寵愛を受けていた、鈴虫・松虫らが、遵西・住蓮の主催する鹿ヶ谷の法会に参加して外泊をしたことが明るみに出た、激怒した上皇は、建永二年(1207)専修念仏禁止、遵西・住蓮など四名を死罪。法然・行空・幸西・親鸞ら八名を流罪にした。 写真は念仏停止の廳議の情景です 安楽寺蔵御絵伝
◎年回表 平成23(2011)年
平成二十三(2011)年 年回表
一  周忌
三  回忌
七  回忌
十三 回忌
十七 回忌
二十五回忌
三十三回忌
五十 回忌
六十一回忌
百  回忌
平成二十二年
平成二十一年
平成 十七年
平成 十一年
平成  七年
昭和六十二年
昭和五十四年
昭和三十七年
昭和二十六年
明治四十五年

 平成二十三年度の年回繰り出し表です。
 お寺から、繰り出し表をお届けしていますが、間違いがあるかも知れませんので、念のためお確かめ下さい。
 一周忌・三回忌・六十一回忌・百回忌は、繰り出しをしていません。
 法事の申込はお早めにして下さい。土・日、特に連休は立て込みますので、ご注意下さい。
 浄土真宗では、ご追善の法事と言う言葉は用いません。「年回の法事」と挨拶いたしましょう
◎お稚児さん募集 美馬安楽寺報恩講に出仕 平成22(2010)/12/26(日)
 小学生男女の児童であればどなたでも参加できます
 12月26日(日)に美馬安楽寺報恩講にてお稚児さんが出仕します
 午前10時までに美馬町安楽寺本堂に集合して下さい  参加費は1名あたり1000円です 衣装 昼食 参加記念品代 込みです
 持参品は白靴下
せいてん・念珠(ない人には、当日お渡しします)
 お申込は12月20日までに、安楽寺0883-63-2015に電話で申し込んでください。

 阿弥陀様の智慧と慈悲をいただいて みんなが仲良く幸せになれますように お稚児さんにご出仕いたければと思います
 特に 今年ご家族がお浄土で仏様になられた方がおられるお宅の方は、ご奉仕にご出勤(参加)していただければと思います 浄土でお参りを楽しく待っておられるとことでしょう
◎四州教区お待ち受け法要
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 去る11月10日四州教区お待ち受け法要が、高松サンメッセでありました。脇町安楽寺20名美馬安楽寺30名が出席いたしました。4県から総勢約4000人の門信徒が集いました。教区行事最高の人出でにぎわいました。

前日から、御門主・お裏方お揃いでご出席下さり、法要を共にすることが出来ました。御門主からは、来年本山でお会いしましょうとのお言葉を戴き、団体参拝に必ずの思いを新たに致しました。中西智海師の法話に引き続き、森昌子さんのコンサートを楽しみました。多くの知友とも出会えた一日でした。

 来年は、本山750回大遠忌法要の年に当たります。お誘い併せてお参りいたしましょう。乘隆が、参拝は叶いませんでしたが、心待ちにしていた法要です。 元気に過ごさせていただいている、私たちは、ご報謝の誠を届けたいものです。団参申込は、お早めにお願いいたします。お待ちしています。  安楽寺、親鸞聖人七百五十回大遠忌法要にあたり、記念事業を予定いたしております。出費ご多端の折、恐縮に存じますが。懇志のご依頼がありますので、その節は、宜しくお願い致します    文責釈昭彦
◎あとがき
 今年一年行事の多い年でした。
元旦修正会
3月4日赤門工事竣工
4月25日赤門落慶法要 餅投げ
     蓮師会・永代経・初参式
5月15日西組お待ち受け法要
5月24日美馬西部仏教会 花祭り
5月31日四国四県知事会議
     狂言鑑賞会
6月12日古流茶道藪内若宗匠稽古会
8月8日虫干し会
8月18日四州教区キッズサンガ
     安楽寺ほとけの子夏研修会8月25日大理市長馬忠華氏来寺
9月23日彼岸会・永代経
10月21日四国放送
おはよう徳島元気印取材
10月24日宝生流四国大会
10月30日美馬能楽の会
10月31日美馬市歴史ウオーク寺宝公開
11月23日美馬中生徒能楽発表会
12月26日報恩講
大晦日   竹灯籠
 沢山の方と、語り合い、笑顔にお会いすることが出来ました。安楽寺を預かる幸せと共に、来年も護法義相続宜しくお願い致します。
 安楽寺親鸞聖人七百五十回大遠忌法要を、平成二十四年に住職継職法要と併せて営みたいと存じます。これに併せて、記念事業を検討中です。
 @練り塀改修A乘隆書記念碑建碑Bお茶所建築C経堂建立D下水開通に伴うトイレ改修E書院屋根修理F鐘楼屋根修理G内陣修理H本堂エレベーター設置I親鸞聖人七百五十回大遠忌法要並びに住職継職法要 懇志ご依頼の運びとなりますが、懇志進納額に併せ、優先順位を決め、取りかかりたく存じます。後日ご案内します。  釈昭彦