安楽寺 浄土真宗本願寺派 千葉山安楽寺
妙音
千葉山安楽寺機関誌 平成23(2011)年 妙音2011報恩講版
- ◎御正忌報恩講のご案内
去年(2010)の報恩講お斎
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平成二十三(2011)年 ご正忌報恩講 ご案内
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十二月二十四日(土)
○日中 午後一時半始 ○ご法話
○お齋 午後五時始 ○お内仏 午後六時半始
○お逮夜 午後七時始 ○ご法話
二十五日(日)
○お晨朝 午前八時 ○ご法話 ○農具市
○稚児受付 午前十時半
○お満座法要 午後一時始 ○ご法話
講師 内田正祥師(東海教区)本願寺派布教使
場所 安楽寺本堂(美馬町)
昼食の用意をしています。お早めにお越し下さい
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- ◎報恩講とは
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報恩講は、浄土真宗肝要の法要です。 家々の、お内仏で、年に一回お寺が参って、御家族と一緒に勤めます。
「お講づとめ」とも「ご正忌さん」とも「かけづとめ」とも言い習わされています。
昔は、お客を招き、お勤め、ご法話を聞き、お念仏の教えを、大切に家族・眷属・知友に伝えました。戦後の物資不足の頃から、廃ってしまいました。 美馬安楽寺では十二月第四日曜日、脇町安楽寺では、十二月第一日曜日に、御正忌報恩講を勤めます。
「仏法の信不信をあいたずねて、これを聴聞して、まことの信心を決定すべくんば、真実真実、聖人報謝の懇志にあいかのうべきものなり。」(御俗姓)にあるように、仏法の疑いをはらすために、聴聞して、真の信心を確かなものに致さねば、在家止住の愚人たる私に、報土往生をすすめ下された、親鸞聖人ご出世のご恩に報うことができません。門徒一同、懇志を運び 焼香のご縁にあずかり、聞法にいそしみたいものです。婦人会がお齋の用意をしています。早めに、お越し下さい。
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◎大晦日の除夜の鐘 新年の勤行
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除夜会 |
大晦日(三十一日)午後十一時半除夜の鐘 |
修正会 |
元旦(一日)午前0時年始めのお勤め |
竹灯籠 |
十二月三十一日午後十一時半点火 |
協力依頼 |
十二月二十九日午前九時赤門前にて準備作業
作業服 軍手等々の ご用意をお願いします |
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一年を反省し、新しい一年を踏み出します。 |
- ◎親鸞聖人御一代 第十回 親鸞聖人の伝道
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○親鸞聖人の伝道
写真は山伏弁円の起伏「善信聖人絵」
阿弥陀仏の浄土に往生するための行に、読誦・観察・礼拝・称名・讃嘆供養の五種があるが、法然上人は、それら五行のうちから、特に称名の行を選んで、阿弥陀仏の名をとなえることが助かる道であると説いた。即ち、専修念仏である。
恵信尼文書によると、親鸞聖人は、建保二年(一二一四)、越後から常陸へ向かう途中、上野(こうずけ)国佐貫に滞在したとき、人々の幸福を願って「浄土三部経」を千部読もうと思い立って、読誦を始めた。聖人は、比叡山の修行によって、読経の行を積み重ねていた習慣によって、何気なく始められたようである。しかし、専修念仏者にとって、称名より他になすべき事無く、ただ念仏によって救われることを、ひとりでも多くの人に伝えることこそ、本当に人びとに幸福を分かちあうことができるのだ、と思い返したとある。寛喜三年(一二三一)に、再び、佐貫で中止したはずの読経の行を志念したという。風邪のため発熱し苦しんでいたとき、発病二日目に、「大無量寿経」を絶え間なく読み、目を閉じてもお経の文句がはっきりと目の底に見えた。思い起こせば、一七・八年前千部読誦を中断したことがある。あのときの経を読もうとした心が残っていると思い、比叡山で修めた自力の行への執着というものは、なかなかぬぐい去ることの出来ないものと知らされたと、聖人はしみじみ語られた。と恵信尼は記している。
他力の教えを弘めるために自分があるはずであるのに、自力の行から抜けきることの難しさを強く感じながら、弥陀の本願を信ずるものは、その喜びを人びとに分かちあうことこそ、念仏者のあるべき道と思い返し、常陸の国で伝道を始めた。
念仏が、広まり多くの支持を受けるようになると、妬むものも出現した。山伏弁円である。板敷山を往き来していた親鸞を待ち伏せしたが叶わず、ついに禅室までおしかけた。ところが、聖人は、ことさら警戒するでもなく、さりげなく、弁円に会った。その姿に接した弁円は、「害心たちまちに消滅して、あまつさえ後悔の涙禁じがたし。ややしばらくありて、ありのままに日ごろの宿鬱を述すといえども、聖人またおどろける色なし。たちどころに弓箭を切り、刀杖をすて、頭巾をとり、柿の衣をあらためて、仏教に帰しつつ、ついに素懐をとげき、不思議なりしことなり。すなわち明法坊これなり」と。絵伝にある。
- ◎年回表 平成24(2012)年
平成二十四(2012)年 年回表 |
一 周忌
三 回忌
七 回忌
十三 回忌
十七 回忌
二十五回忌
三十三回忌
五十 回忌
六十一回忌
百 回忌 |
平成二十三年
平成二十二年
平成 十八年
平成 十二年
平成 八年
昭和六十三年
昭和五十五年
昭和三十八年
昭和二十七年
大正元年 |
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平成二十四年度の年回繰り出し表です。
お寺から、繰り出し表をお届けしていますが、間違いがあるかも知れませんので、念のためお確かめ下さい。
一周忌・三回忌・六十一回忌・百回忌は、繰り出しをしていません。
法事の申込はお早めにして下さい。土・日、特に連休は立て込みますので、ご注意下さい。
浄土真宗では、ご追善の法事と言う言葉は用いません。「年回の法事」と挨拶いたしましょう
- ◎お稚児さん募集 美馬安楽寺報恩講に出仕 平成23(2011)/12/25(日)
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小学生男女(一年生から四年生)の児童であればどなたでも参加できます 脇町安楽寺の方々 門徒以外の方々 のご参加をお待ちしています
12月25日(日)午後一時に美馬安楽寺報恩講にてお稚児さんが出仕します
午前10時半までに美馬町安楽寺本堂に集合して下さい
参加費は1名あたり1000円です 衣装 昼食 参加記念品代 込みです
持参品は白靴下
せいてん・念珠(ない人には、当日お渡しします)
お申込は12月20日までに、安楽寺0883-63-2015に電話で申し込んでください。
阿弥陀様と共に歩む人生は こころにあたたかさを ことばにうつくしさを たいどにあかるさを もちます
- ◎総代真鍋五郎さん逝く
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前住職千葉乗隆の一周忌法要にてご挨拶
平成二十三年十月二十五日 安楽寺総代を務めていただいた真鍋五郎先生が九十二才を一期として、お浄土にお帰りになりました。
先生は、先々代隆範住職から、生前に法名を贈られていました。「仁篤院釈齋光居士」 本人が病を得、先生の施療施薬のお陰で、八十六才まで生かされた喜びをもって、法名を贈ると進呈状に記しています。
総代として、客殿・庫裡造営事業に奔走いただき、無事完成できましたことは何より有り難いことでした。赤門完成は乘隆の念願でしたが叶わず、一足先にお浄土に還帰、先生が志を受け継いで、立派に竣工できました。
又、仏教両全会会長として、美馬一円の真宗門徒の手本となり、教化に邁進されました。
医療・信心の世界に足跡を残された生き様は、真俗二諦両全を全うされた生涯であったと申せましょう。多くの弔問客に送られて、今はお浄土からお見護りください。多謝
- ◎婦徳会からのお願い
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第1日曜日 2月 3月 5月 6月 7月 8月 10月 11月
第2日曜日 1月 4月 9月 12月
今年の12月は第3日曜日にします
- ◎2011安楽寺行事
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今年の安楽寺行事 平成23(2011)年 |
1月元旦修正会
3月脇町彼岸会永代経
4月御正当・永代経
5月県仏婦大会(阿南)
仏教両全会春大会
「親鸞聖人750回大遠忌法要」
6月本山団参1泊2日
美馬能楽の会総会落語
7月アレックス君ハワイからホームステイ3泊
少年会本山法要団参
8月キッズサンガ仏の子研修
9月彼岸会永代経
10月ふるさと学習
美馬市3年生4班
美馬能
仏教両全会秋季大会
11月本山団参日帰り
12月脇町報恩講
御正忌報恩講
竹灯籠
団体参拝多数来寺 |
- ◎親鸞聖人750回大遠忌法要に向けて
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今年は本山の法要に2度にわたって参拝しました。来年は、安楽寺で法要を勤めます。併せて、住職継職法要も勤めます。
記念事業を予定しています。門徒一同の懇志を持ち寄って進めたいと存じます。改めてご案内いたしますので、宜しくお願いいたします。
記念事業の内、下水道直結工事は完了いたしました。合併処理浄化槽は、解体して防火水槽に改造し、消火栓を、本堂裏・東門横に設置しました。総工費200万円かかりました。
懇志進納に応じて、優先順位に従い事業を進めて参ります。
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