安楽寺 浄土真宗本願寺派 千葉山安楽寺
妙音 千葉山安楽寺機関誌 平成24(2012)年 脇町報恩講版 
 目 次
本 願 寺
徳島真宗青年会
安楽寺Home

安楽寺機関誌
美馬2013春版
脇町2013特別版四月
脇町2013春版
美馬2012報恩講版 脇町2012報恩講版
美馬2012秋版
美馬2012夏版
美馬2012春版
脇町2012春版
美馬2011報恩講版
脇町2011報恩講版
美馬2011秋版
美馬2011夏版
脇町2011夏版
美馬2011春版
脇町2011春版
2010年末ご挨拶
美馬2010報恩講版
脇町2010報恩講版
美馬2010秋版
美馬2010夏版
脇町2010夏版
美馬2010春版
脇町2010春版
2009版
2008版
2007版
2006版
2005版
安楽寺Home
◎御正忌報恩講のご案内
写真
本願寺 新門様 御焼香
写真
本願寺 御門主様
平成二十四(2012)年  ご正忌報恩講 ご案内
 報恩講は親鸞様のご命日おとりこし法要は12月2日午後1時から お斎も楽しみです
十二月二日 (十二月第一日曜日)
 法要 午後一時開式
 講師 千葉昭彦師 安楽寺住職
 場所 脇町安楽寺本堂
 お齋(昼食)を準備しています(午前11時から) お早めにお越しください どなたでもお参りできます
 ご親戚、ご近所の方々もお誘い合わせの上御参拝下さい ご多忙中とは思いますがよろしくお願いします

◎親鸞聖人750回大遠忌法要ご案内 於安楽寺
写真 写真

写真 本願寺 御正忌報恩講お満座法要 住職 副住職出勤 2012/01/16

 報恩講の季節がやって参りました。
 皆さんお元気にお参り下さい。
 ことし、ご本山で、一月十六日御正忌報恩講がつとまりました。特別な法要で、親鸞聖人七百五十回大遠忌法要お満座法要として勤められました。家族そろってお参りさせて頂きました。住職も出勤致しました。

 乘骭ウ住職がおられたらどれほど喜ばれたことでしょう。残念なことです。
 私たちは、お陰で安穏な毎日を送らせていただいています。みんなで報恩の思いを一つにして、大遠忌法要をお勤め致したいことです。
 来年は、法要に向けて、御案内を致しますので、共々にご懇志を持ち寄って、法要円成に向けて参りたいと存じます。

 二十四年度御正忌報恩講御案内と同時に、お手伝い帳が、お世話人を通して参ります。宜敷ご協力下さい。このお手伝いは、例年通りのものです。本山・教区賦課金、門徒講金、寺院維持運営費・法要費となります。

◎お寺の日 毎月二十日です お寺にお参りしましょう
 毎月二十日は脇町安楽寺のお寺の日です。聴聞は浄土真宗門徒の心得です
 ご法話に耳を傾け、真の教えに、我が心を振り返り、「ありがとう」と御恩報謝に、今日一日を精一杯。ご一緒いたしましょう。全国各地から本願寺布教使がご法話に来られます
 脇町安楽寺婦人会の皆様による昼食のお接待があります。
 昼食は12時からです
 ご法話は午後1時からです

◎お稚児さん募集 報恩講に出仕します
写真
 12月23日(日)午前11時  美馬町安楽寺本堂   対象小学生男女です  小学生男女の児童であればどなたでも参加できます
 費用は一名1000円  申込は12月20日まで

 12月23日(日)に美馬安楽寺報恩講にてお稚児さんが出仕します
 午前11時までに美馬町安楽寺本堂に集合して下さい  参加費は1名あたり1000円です 衣装 昼食 参加記念品代 込みです
 持参品は白靴下
せいてん・念珠(ない人には、当日お渡しします)
 お申込は12月20日までに、安楽寺0883-63-2015に電話で申し込んでください。

 阿弥陀様の智慧と慈悲をいただいて みんなが仲良く幸せになれますように お稚児さんにご出仕いたければと思います
 特に 今年ご家族がお浄土で仏様になられた方がおられるお宅の方は、ご奉仕にご出勤(参加)していただければと思います 浄土でお参りを楽しく待っておられるとことでしょう

◎行く年来る年 大晦日の除夜の鐘と新年の勤行
除夜会 大晦日(三十一日)午後十一時半除夜の鐘
修正会 元旦(一日)午前0時年始めのお勤め
婦人会 新年お祝いのおぜんざいがふるまわれます
一年を反省し、新しい一年を踏み出します。

◎親鸞聖人御一代 親鸞聖人の生涯 第十二回 親鸞聖人の教行信証の著述
○親鸞聖人の教行信証著述
写真
  写真は教行信証本願寺版写し この度安楽寺へお迎えしました

 教行信証は、つぶさには、「顕浄土真実教行証文類」といい、釈尊の経典や高僧の著述の中、浄土に生まれるためには、どのような教えにより、いかなる修行が必要であるかということを明らかにした部分をぬきだし、類別したものである。自己の信心の正しさを確認しょうとして編まれたものである。こうした自己自身への信心の正当性確認と同時に、同信者に対し、その信心の正当性を示そうとする伝道的な配慮もあったと考えられる。教・行・信・証・真仏土・化身土の六巻からなり、最初に総序(まえがき)と、信巻のはじめにも序文がある。化身土巻の後に、後序(あとがき)がつけられている。

 「親鸞聖人正統伝」高田門徒の系統を引く学者が、江戸時代に著した聖人の伝記で、真仏・顕智などの、聖人の直弟子から伝えられた聖人に関する事績を編集したものです。ここに、聖人「五二歳の元仁元年(1224)正月十五日より、常陸笠間郡稲田で、「教行信証」を書きととのえた。聖人ははじめ四十八歳の夏のはじめころから草稿をつくりはじめたが、それはメモ程度であったが、そこで今年の春(元仁元年)から、六巻に分類して、前後始終をととのえた。しかし、清書をしたのは、五十六歳の秋だった」と伝えている。

 元仁元年は、法然上人十三回忌と、末娘覚信尼の誕生した年である。また同年には、比叡山の衆徒が念仏禁止を朝廷に要求し、嘉禄・文暦の念仏弾圧が引き起こされた。聖人は、専修念仏者に対する、度重なる不当な弾圧に、仏教における専修念仏の正しい位置づけを意図した

 教行信証は、聖人が東国伝道のかたわら、身辺につねにたずさえて、たえず訂正を加えていたと想像される。その一応の完成は、京都へ帰って後の聖人七十五歳寛元五年(1247)ごろとおもわれる。法然上人の「選択集」は、秘本としてその公開を拒否したが、「教行信証」は、旧仏教や政治権力の念仏弾圧を一つの縁として著されたようであるから、その公開はこ拒まなかったようで、化身土巻に、この「教行信証」を読んだものは、これによって浄土真宗への帰入を志念してほしいと希望している。

 化身土巻あとがきに、「よろこばしいことに、私は今こころを阿弥陀如来の本願の大地にうちたて、人智をこえた真理の大海に思いを流している。ふかく如来の御あわれみを知り、師のみ教えの厚いご恩を仰いでいる。喜びはいよいよつのり、師を仰ぐ思いはいよいよ強くなる。」と書き残しておられる。 教行信証本願寺版写しこの度お迎えしました

◎親鸞聖人御一代 第十三回 親鸞聖人の生涯
○和讃の撰述
写真
親鸞聖人の生涯L和讃の撰述

 五十八歳の時源空上人高弟聖覚が著した、「念仏往生」には信心が肝要と説いている。「唯心鈔」を書写、この本の注釈をした「唯心鈔文意」をつくり、又、同様に、驫ーが著した「一念多念分別事」一念・多念のいずれにもとらわれぬ念仏往生であることを明らかにしている。に注釈を加えて、「一念多念文意」を作った。これら書物は、いずれも和文で書かれており、「選択集」「教行信証」が難解な漢文のためにこれを理解できる門弟が少なかったことから、一般の人々にも分かりやすい聖教をとの聖人の配慮によるものであった。

 人々に親しまれ、かつ分かりやすいのは「うた」である。すなわち、和讃によって教えを伝えようと試みた。

 和讃は、平安時代には、良源が作ったと伝えられ、源信和尚の作った「極楽六時讃」も有名である。鎌倉時代に入るとさらに普及し、和讃から発達したのが「今様」(いまよう)である。七五調の句を四行つらねた今様は、おの哀調をおびた節回しと人の心を打つ言葉によって民衆に広く親しまれ、喜びにつけ悲しみにつけ口ずさまれた。

 あそびをせんとや 生まれけん   たはぶれせんとや 生まれけん  あそぶ子どもの  声聞けば    我が身さえこそ  ゆるがるれ(梁塵秘抄)は特に有名である。

 聖人は和讃を「やわらげほめ」といい、わかりやすく知らせるためのものとして、漢文の経釈の意味を日本語の「うた」で平易に表現したもので、字数も、句数もそろえ、言葉をととのえて、うたいやすいように作ってある。

 親鸞聖人も、また折に触れて念仏の喜びをうたいあげていたが、その心情同心者に分かち合い、かつ広く人々にも、うたを通じて浄土の教えを理解してもらおうとして和讃の編集にとりかかったものと想像される。

 宝治二年(1248)七十六歳のとき、「浄土和讃」「高僧和讃」を脱稿、一〇年後には、「正像末和讃」をまとめ 、三帖和讃として語り継がれている。「皇太子聖徳奉讃」「大日本国粟散王聖徳太子奉讃」を撰述した。

 「浄土和讃」一八〇首は、曇鸞大師の讃阿弥陀仏偈をやわらげてうたったわさんをはじめ、浄土三部経を和讃し、阿弥陀仏の徳をほめたたえた内容になっている。「高僧和讃」一一九首には、龍樹十首・天親十首・曇鸞三十四首 道綽七首・善導二十六首源信十首・源空二十首のうたによって、浄土の教えを宣布したインド・中国・日本の高僧をたたえている。

  「正像末和讃」は、正法・像法・末法の三時を通じて阿弥陀仏の本願だけは、人々に、真実の証りを与えるものであることをうたいあげている。

 聖人の和讃には右側に読み仮名を、左にはその意味を書き添えている。さらに、漢字の一つ一つにその発音法を示す符号の圏発が記入されており、実際に念仏者が声高らかに歌われていることが知られる。

◎年回表 平成25(2013)年
平成二十五(2013)年 年回表
一  周忌
三  回忌
七  回忌
十三 回忌
十七 回忌
二十五回忌
三十三回忌
五十 回忌
六十一回忌
百  回忌
平成二十五年
平成二十三年
平成 十九年
平成 十三年
平成  九年
平成  元年(昭和六四年)
昭和五十六年
昭和三十九年
昭和二十八年
大正  三年

 平成二十五年度の年回繰り出し表です。
 お寺から、繰り出し表をお届けしていますが、間違いがあるかも知れませんので、念のためお確かめ下さい。
 一周忌・三回忌・六十一回忌・百回忌は、繰り出しをしていません。
 法事の申込はお早めにして下さい。土・日、特に連休は立て込みますので、ご注意下さい。
 浄土真宗では、ご追善の法事と言う言葉は用いません。「年回の法事」と挨拶いたしましょう

なお
 法事の申し込みは、お早めにお願いします。
繰り出し表をお送りしていますが、上の御案内でお確かめ下さい。尚一周忌・三回忌は繰りだしていません脇町は六十一回忌以降も繰り出していません。
 繰り出し表は、あくまで御案内です。法事の日取りは各自が決め、お寺とご相談下さい。

 法事の申し込みは、 お電話で 0883−63−2015 結構です。