安楽寺 浄土真宗本願寺派 千葉山安楽寺
妙音 千葉山安楽寺機関誌 平成26(2014)年 大遠忌法要特集 
 目 次
本 願 寺
徳島真宗青年会
安楽寺Home

安楽寺機関誌
美馬脇町2015夏版
脇町2015春版
美馬2014報恩講版
脇町2014報恩講版
2014秋季彼岸会法要
2014東北少年達版
2014大遠忌法要特集
2014大遠忌法要案内
脇町2014春版
脇町2013報恩講版
美馬2013報恩講版
安楽寺2013礼状
美馬2013秋版
美馬2013夏版
脇町2013夏版
美馬2013特別版六月
脇町2013特別版六月
2013継職法要結婚版
美馬2013春版
脇町2013特別版四月
脇町2013春版
美馬2012報恩講版
脇町2012報恩講版
美馬2012秋版
美馬2012夏版
美馬2012春版
脇町2012春版
美馬2011報恩講版
脇町2011報恩講版
美馬2011秋版
美馬2011夏版
脇町2011夏版
美馬2011春版
脇町2011春版
2010年末ご挨拶
美馬2010報恩講版
脇町2010報恩講版
美馬2010秋版
美馬2010夏版
脇町2010夏版
美馬2010春版
脇町2010春版
2009版
2008版
2007版
2006版
2005版
安楽寺Home
◎新門様大谷光淳・釈専如様は、2014/06/06本願寺住職・本願寺派門主に就任
 ご法要にご来駕いただいた新門様大谷光淳・釈専如様は、六月六日本願寺住職・本願寺派門主に就任なさいました。

写真  誠に喜ばしいことです。安楽寺挙げてお慶び申し上げます。 御巡教での、門信徒の集いでも、「今、お念仏のご縁に遇っておられぬ方々に対して、いかに働きかけてゆくのか」を模索しておられたように思われました。片田舎の我々の言葉にも耳を傾けておられました。住職の御堂さん二月号の拙文を紹介して、お互いを敬いあい、ありがとうの言葉で結ばれるお付き合いをと、お言葉を賜りました。誠に有難く感じ入りました。

 一人一人の願いを受け止められ、宗門の導きと舵取りは困難を極める御一代になるように思われますが、このご門主とともにこの人生を歩める幸せを心から喜びたいことです。
写真は法統継承式の専如門主

◎即如門主様退任
写真  組巡教に安楽寺にお立ち寄りの際、記念植樹を賜りました。本堂前西側の松の木がそれです。  乘驍ヘ、懇意にしていただき、このご門主にお仕えできることを喜んでおりました。海外布教におでかけになるときも再々ご同行させていただき、土産話を楽しく聞かされました。この度の法要は御一代最大の法要として取り組んでおられる。と話しながら、乘骼ゥ身も法要に参る事を楽しみにしていたのです。叶わぬままに、お浄土から、親鸞様、蓮如様、髞ヘさん、ともども喜んでくれておるように思われます。

 レセプションで初めて即如様のジョークを耳にしました。本願寺御影堂の門主席は、向かって右第一席と決まっています。門主以外はなんぴとたりとも着座は許されません.退任後は前門様になられ、左第一席に着座に成ります。これをして、左側通行から右側通行になりますが、間違うかもしれませんと話されました。肩の荷が下りて、くつろがれたのかなと、拝聴致しました。
写真は即如門主 退任のご挨拶のお姿です。

◎安楽寺親鸞聖人750回大遠忌法要円成して

写真
 去る、五月十七日(土)・十八日(日)両日に亘って、親鸞聖人七百五十回大遠忌大法要を営んだ。
この法要は、先代乘驍ェ、何よりも楽しみにしていた法要でした。親鸞聖人遷化の年齢九〇歳と同じ年齢でこの法要が迎えられる、なんとしても九〇歳のその日までの思いが感じ取られる晩年でした。  平成十五年三月に、御影堂平成大修復記念事業「西本願寺展」を東京国立博物館・NHK・NHKプロモーション共同作業で開催。展示品選択。図録には「西本願寺の歴史と文化財」について紹介した。この間NHKで特集放送があり、元気に解説に出演した。

 続いて、法要に向けて、親鸞聖人展を全国六カ所で開催する事が決まり、準備に取りかかり展示物の選択から、図録解説の監修に至るまで細心の注意を払った。図録に、「本願寺展によせて」巻頭言を記した。

 第一回目は、平成十九年九月「親鸞と仏教伝来の道 本願寺展」として、九州福岡「九州国立博物館」で開催、大成功を収めた。残念なことに、徳島展には、乘驍フ紹介と、著作物が展示された。しかし、多くの人が、見学の帰りに安楽寺に立ち寄って下さり、往事を偲んでいただく機会になった。全国六ッ箇所で開催され、いずれも大盛況で、法要の前宣伝に大いに効果がありました。

 晩年の乘驍ヘ、病魔と対峙した生活を余儀なくされました。胆石が見つかり、開腹手術を受けました。以後、腹に力がはいらんと言って、法務に出なくなりました。次に、心臓に不調を来たし、心拍数が四十を切っていたようで、即ペースメーカーを入れて事なきを得ました。毎月の法話の会は欠かさず帰郷、楽しみにしているようにも見えました。同時に、東京光明寺さんでも法話の会を続けていました。しかし、だんだんに食欲が落ちて、みるみるうちに痩せてきました。尋ねてみると、臭いが鼻について食べられなくなると言っていました。あまりにもひどくなって、胃瘻手術を受けました。何とか体力を回復して、好きな「勉強」にも取り組んでいましたが、タンスの上の物をとるために椅子の上から転落して、救急搬送されましたが、大過無いと診断され退院するも、痛みが消えず、再検査の結果、尾低骨骨折と診断され、接着治療で治癒。この間一ヶ月殆ど動けず、筋力が低下、寝たきりになるよりはと、在宅介護に切り替え、回復を計った。この時、常楽臺様の「花の御影」の修復中に、親鸞聖人御焼骨に関する書き付けが見つかったと連絡が入るや、背広に着替えて鑑定に出かけました。日常からすればとても考えられぬほどの行動力に、家族一同気をもんだことでした。

 春一段落した日、昭彦・弥生で見舞旁々尋ねました。たいそう機嫌良く、昼の二時頃から弥生と四方山話に花を咲かせて、まさしくテレビの「ちりとてちん」のような話をして夕方七時に、遅くなるから気をつけてお帰りと心配顔で見送ってくれました。見舞を受けておるのに、心配してくれて親は有り難いなと、車の中で話しながら徳島に帰り着きました。同時に電話が鳴りました。お父さんが息をしとらんとのことでした。とって返して、京都に道を急ぎました。時に、平成二十年四月十二日、醍醐の自宅で畳みの上での往生でした。年八十六歳父髞ヘと同年の往生となりましたが、親鸞様の九十歳には及びませんでした。

 本葬・満中陰志に「摂取不捨」一周忌「念仏一つ 手ぶらで帰る」三回忌「恵信尼様の手紙」を刊行して、乘驤齣繧偲ぶよすがとしました。ご本山からは、ご門主お代香、お裏方お代拝・総長焼香・御染筆院号のお扱いをいただきました。龍谷大学では、思いで多き「顕真館」で千葉乘驍偲ぶ会を勤めていただきました。有り難いことでした。

入院中に、三つの事を口癖のように聞かされました。一つは、親鸞様の法要のこと。二つには、孫の結婚のこと。三つには、赤門修復のことでした。宿題を与えられたように、心に残りました。宿題を済ませる事は、小さい頃から大の苦手で、先生から叱られた言葉が「勿体ない」でした。出来ることをせずに怠けることをそう言われたように思います。今度は逃げられないと観念しました。 写真
  ○ 1、赤門解体修復に着手、門信徒の皆さんに赤門の窮状を訴え、お見舞いを募る形で始めました。お陰で救援金が寄せられ、西岡棟梁健在で、寒風吹きすさぶ中、屋外作業もなんのその、匠の技を結集して、完成しました。

  ○ 2、ご縁とはいよいよ不思議な物だと思い知らされたのが、孫の結婚です。三十八歳にもなって、どうしたことかと思いわずらっていましたが、昨年正月急に結婚すると言いだし、誰かと尋ねたら、かの常楽臺今小路様との返事に動転するやら慌てるやらで、六月一日結婚式を挙げ、三十日に住職継職法要にあわせ披露宴をしました。

  ○ 3、法要の準備は、懇志進納呼びかけから始まり、事業内容を「妙音・安楽寺報」でお知らせしました。「法要」・「記念事業」二部門に分け、「乘驍ヨ報恩の誠を届ける」事と致しました。「法要」は住職継職法要・親鸞聖人七百五十回大遠忌法要を勤めることとし、継職法要は六月三〇日に厳修、記念に「赤本勤行集」を配布。大遠忌法要は、地方で出来る最高の法要とすることとし、新門様にお導師をご依頼し、法楽能「石橋」法楽琵琶「親鸞聖人御一代」も楽しんでいただき、法要を円成致すことが出来ました。

 自画自賛になると思われるかもしれませんが、門信徒皆様の懇志を賜り、おかげをもちまして、小生に出来る最高の法要が出来たと喜んでいます。徳島新聞一面に紹介記事を書いていただきました。三つの宿題の残りの事業を完了することを目指して、門信徒の皆さん共々、乘髢Sき後の新しい出発を致したいことです。        (文責千葉昭彦)

◎安楽寺大遠忌法要写真集
写真
 新門様大谷光淳・釈専如様 2014年06月06日本願寺住職・本願寺派門主に就任

 平成26(2014)年05月18日 本堂にて
新門様導師のもと法要厳修 お言葉を頂きました
写真
 平成26(2014)年05月18日 本堂にて
 この緋色の衣体もこれが最後 門主ご就任後は紫衣の衣体に
写真
 平成26(2014)年05月18日 本堂にて
十年後の安楽寺に多くの意見が これらを参考に宗門の舵取りが出来ればと
写真
 平成26(2014)年05月18日 本堂にて
写真
 平成26(2014)年05月18日記念植樹 「おおやまれんげ」 来年は可憐な花を咲かせてくれますように
写真
 平成26(2014)年05月18日 レセプション会場にて
 新門様を囲んで楽しいひととき レセプション記念撮影 多くの方々の尊いご奉仕を頂きました
写真
 平成26(2014)年05月18日 美馬安楽寺本堂前にて
写真
 平成26(2014)年05月18日 美馬安楽寺本堂前にて
写真
 修復なった赤門 落慶法要 平成22(2010)年04月25日
 前住職乗隆からの宿題○1、赤門修復
写真
 副住職恒乗と今小路聡子様と結婚 平成25(2013)年06月01日 結婚式本願寺にて
 前住職乗隆からの宿題○2、孫の結婚
写真
 
写真
 記念事業としての修復なった鐘楼

写真
 記念事業としての内陣彩色

写真
 親鸞聖人750回忌大遠忌法要参拝
 第一陣京都宿泊 宇治平等院・奈良観光 一泊二日
 第二陣 日帰り参拝
写真
 平成26(2014)年05月18日新門様をお迎えして安楽寺における親鸞聖人750回大遠忌法要
 親鸞聖人750回大遠忌法要は前住職乗隆からの宿題○3、です なお17日は帰敬式(受式者129名)を行いました
写真
  17日は帰敬式(受式者129名)を行いました 併せて組内法中・常楽臺今小路覚真師導師で乗隆7回忌・加壽子二十五回忌法要厳修
写真
 法楽琵琶 須田誠舟師「親鸞聖人御一代」本邦初披露 今小路覚真師作詞 須田誠舟師作曲

◎県仏教婦人大会2014 於ける阿波銀ホール
7月11日(金)午前10時開式午後3時閉式 阿波銀ホール
講師 釈 徹宗師(相愛大学教授)
落語笑福亭三喬師匠「御文さん」「延陽白」
バスが出ます(婦人会で補助します)
参加費2000円(昼食費込み) 参加希望者は6月20日までにお寺まで

◎四州教区「ほとけの子の集い2014」 於ける安楽寺
7月25日(金)午後2時受付〜26日(土)正午解散 1泊2日
対象小学3年生〜6年生まです
参加費児童3,000円引率者4,000円(食費含む)
持参品 念珠・日校せいてん・宿泊・水泳の出来る用意・健康保険証
カード・ゲームは持ち込み禁止
場所 安楽寺 771-2105美馬市美馬町宮西11 0883-63-2015
申し込みは7月22日まで

◎安楽寺夏休み仏の子供研修会2014 於ける安楽寺
8月21日(木)午前9時半受付午後4時終了
場所 美馬町安楽寺本堂
対象小学生 だれでも参加できます お友達さそって下さい
せいてん・念珠(無い方は渡します)汗が出ます着替え用意してください
参加費婦人会補助 昼食出ます
申し込みは8月16日まで
婦徳会・仏教婦人会行事です
美馬町は「夏お初穂お手伝い」よろしくお願いします。