安楽寺 浄土真宗本願寺派 千葉山安楽寺
客殿天井画 ふすま絵
客殿天井画
写真
 客殿天井に掲げる竜の水墨画が完成しました  2002/07/01
 中堀慎治画伯画 東京都三鷹市在住

 現在本堂に掲げ一般に公開しています 今後約10年間かけて 客殿大広間の襖32枚に 鳴門の渦などを中堀画伯に描いて頂く予定です

 今回完成した天井画は縦2.4m 横3.52mの水墨画 黒く塗りつぶされた背景に眼光鋭い竜 が浮かび上がり迫力たっぷりです
 親交のある中堀画伯ではありますが ご多忙中にも係わりませず制作のお申し出を頂きそのご厚意に感謝している次第です

 なお 中堀画伯は現代女性の精緻な描写を得意とされておられますが 今回新境地の水墨画に挑戦されました
1956
1974
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2002
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2004
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東京に生まれる
多摩美術大学絵画科入学
渡米(ニューヨーク・アートスチュデント・リーグ在籍)
多摩美術大学卒業
豊穣の会展(東京・夏目美術展)
風摩の回(東京・夏目美術展)
月刊「Voice」表紙絵担当 2年間
安楽寺天井画・襖絵制作開始
天井画 「龍」奉納
襖絵 表「光」 裏「雪原の犬鷲」
個展多数
無所属
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美馬・安楽寺にふすま絵奉納 (2006/11/18 付け 徳島新聞)
写真   徳島県美馬市美馬町宮西の安楽寺客殿大広間のふすま絵三十二枚の制作を進めている日本画家中堀慎治さん(50)=東京都三鷹市=が四枚を完成させ、十七日、同寺に奉納した。

  ふすま絵は高さ約二百十センチ、幅計三百八十センチの水墨画。表は、水平線の上に広がる雲の間から、日の光が差す情景を表現。金や胡粉(ごふん)を使ったやわらかい黄金色で日の光を、墨の濃淡で雲を描き、荘厳な雰囲気を醸し出している。裏面には、雪原を飛ぶイヌワシを描いた。

  千葉昭彦副住職や家族が中堀さんと親交があったことから二〇〇二年、同寺の天井画を制作、同時にふすま絵も描き始めた。   四年がかりで完成させたのが今回の四枚。今後、広間を囲むふすますべてを水墨画にする予定で、広間の内側にあたる面は鳴門の渦潮、外側にあたる面は、それぞれ金箔(きんぱく)を使って春、夏、秋の情景にするという。

  中堀さんは「ふすま絵は三次元になるところが面白い。完成すれば、きらびやかなふすまを開けると、モノトーンの渦潮が広がっている、という空間になるはずです」と話した。
徳島新聞県内のニュース (安楽寺にて取材)
(2006/11/18 付け)