安楽寺 浄土真宗本願寺派 千葉山安楽寺
報恩講 2012/12/22(土) 23(日)
安楽寺本堂 能舞台

お稚児さん 法話
写真
◎2012報恩講のご案内
平成二十四(2012)年  ご正忌報恩講 ご案内
十二月二十二日(土)
 親鸞様のご命日法要報恩講
 逮夜 午後1時半から
 大逮夜 午後七時から
  お斎は午後六時からです
十二月二十三日(日)
報恩講
 晨朝 午前八時
 法要 午後一時開式 稚児出仕
 講師 岡田哲水師 島根県布教師
 場所 美馬安楽寺本堂
  お齋(昼食)を準備しています(午前11時から) お早めにお越しください どなたでもお参りできます
 ご親戚、ご近所の方々もお誘い合わせの上御参拝下さい ご多忙中とは思いますがよろしくお願いします

◎お稚児さん募集 美馬安楽寺報恩講に出仕 平成24(2012)/12/23(日)
 12月23日(日)午前11時  美馬町安楽寺本堂   対象小学生男女です  小学生男女の児童であればどなたでも参加できます
 費用は一名1000円  申込は12月20日まで

 12月23日(日)に美馬安楽寺報恩講にてお稚児さんが出仕します
 午前11時までに美馬町安楽寺本堂に集合して下さい  参加費は1名あたり1000円です 衣装 昼食 参加記念品代 込みです
 持参品は白靴下
せいてん・念珠(ない人には、当日お渡しします)
 お申込は12月20日までに、安楽寺0883-63-2015に電話で申し込んでください。

 阿弥陀様の智慧と慈悲をいただいて みんなが仲良く幸せになれますように お稚児さんにご出仕いたければと思います
 特に 今年ご家族がお浄土で仏様になられた方がおられるお宅の方は、ご奉仕にご出勤(参加)していただければと思います 浄土でお参りを楽しく待っておられるとことでしょう
◎安楽寺の報恩講
 報恩講は、浄土真宗肝要の法要です。 家々の、お内仏で、年に一回お寺が参って、御家族と一緒に勤めます。
 「お講づとめ」とも「ご正忌さん」とも「かけづとめ」とも言い習わされています。

 昔は、お客を招き、お勤め、ご法話を聞き、お念仏の教えを、大切に家族・眷属・知友に伝えました。戦後の物資不足の頃から、廃ってしまいました。 美馬安楽寺では十二月第四日曜日、脇町安楽寺では、十二月第一日曜日に、御正忌報恩講を勤めます。

 「仏法の信不信をあいたずねて、これを聴聞して、まことの信心を決定すべくんば、真実真実、聖人報謝の懇志にあいかのうべきものなり。」(御俗姓)にあるように、仏法の疑いをはらすために、聴聞して、真の信心を確かなものに致さねば、在家止住の愚人たる私に、報土往生をすすめ下された、親鸞聖人ご出世のご恩に報うことができません。門徒一同、懇志を運び 焼香のご縁にあずかり、聞法にいそしみたいものです。婦人会がお齋の用意をしています。早めに、お越し下さい。
◎報恩講とは
   (妙音報恩講版(2007)から転載しました)
 浄土真宗の最も大切な法要である報恩講は、お講さん御正忌さんと言われてご門徒の皆様方に親しまれています。御正忌は、宗祖親鸞聖人のご命日をさして言う言葉です。また報恩講は親鸞聖人の曾孫本願寺三世覚如上人が著した「報恩講式」により執り行われています。

 親鸞聖人は、太陰暦弘長2年11月下旬、京都三条富小路の善法坊で発病し、28日の午後(12時ごろ)に90才をもって御往生されました。これを現在使われている太陽暦に当てはめると西暦1263年1月16日に当たります。このことから本山西本願寺での報恩講は1月9日から16日にわたり執り行われ16日を満座としてお勤めを行います。

 「親鸞聖人伝絵」にご往生の状況が、…聖人弘長二歳壬戌仲冬下旬の候より、いささか不例の気まします。それよりこのかた、口に世事をまじえず、ただ仏恩のふかきことをのぶ。声に余言をあらはさず。もっぱら称名たゆることなし。しかうしておなじき第八日午時頭北面西右脇に臥したまいて、ついに念仏の息たえおはりぬ。ときに頽齢九旬にみちたまう。…と記されています。

 親鸞聖人のご臨終には、弟尋有僧都や末娘覚信尼様がはべり、越後から子息の益方入道もはせつけてきました。翌29日戌時(午後8時頃)に葬送、京都東山の麓、鳥辺野の南、延任寺で火葬。翌30日に遺骨を拾い、鳥辺野の北、大谷に墳墓を築き納骨をしました。

 聖人の墳墓は、横川方式即ち良源様式の源信和上と同じ様式に造られました。