安楽寺 浄土真宗本願寺派 千葉山安楽寺
赤門修復工事報告7 2010/01/01から/03/03
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赤門写真 徳島新聞2010/04/26 徳島新聞2010/03/04 徳島新聞2009/09/19

○修復なった「赤門」が姿を現しました 2010/03/02
2010/01/01赤門 赤門 飾り

飾り 瓦 瓦 2010/03/02
赤門工寺写真
○修復なった「赤門」が姿を現しました 2010/03/02
 境内に咲いている桜は「ねはん桜」です 一番早く咲くと言われていて三月一日完成の日に開花しました
○徳島新聞 2010/04/26
山門落慶法要に檀家ら500人参列 美馬市の安楽寺 2010/4/26 14:53

 美馬市美馬町宮西の安楽寺で25日、山門改修工事の落慶法要が営まれ、檀家(だんか)ら約500人が創建当時の姿への復元を祝った。
 法要では、柱などが鮮やかな朱色に塗られた山門の下で、千葉昭彦住職らが読経。その後、改修に携わった関係者らにお礼を述べた。もち投げも行われた。
 山門は1756年創建で国登録有形文化財。大きさは、高さ11・5メートル、幅7・9メートル、奥行き4・7メートル。73年ぶりの改修工事が昨年9月から行われ、柱や梁(はり)の交換や、柱などの塗り直しが行われた。

○徳島新聞 2010/03/04
安楽寺山門、鮮やかに復元 美馬、73年ぶり大改修 2010/3/4 10:18

 美馬市美馬町宮西の安楽寺で、73年ぶりの大がかりな改修が進められていた山門の工事が終了し、鮮やかな赤と白の新しい山門がお目見えした。創建当時の姿に復元され、荘厳な雰囲気を醸し出している。

 山門は全体が塗り直されたほか、傷んでいた柱や梁(はり)はケヤキなどで新調された。万が一、屋根の瓦が破損しても雨漏りしないよう瓦の下に鉛板を張るなど、見えない所まで工夫が施されている。

 工事を手掛けたのは、同市脇町岩倉の宮大工西岡澄明さん(76)。西岡さんが棟りょうとして現場を指揮し、県外の宮大工ら計16人が約7カ月かけて改修した。ハスや鬼の飾りなど特殊な技術を要するものは京都の絵師が担当した。西岡さんは「構造は半永久的に問題ないよう仕上げた。立派な外観だけでなく細部まで見て楽しんでもらいたい」と話している。

 山門は1756年に創建された国の登録有形文化財で、幅7・9メートル、奥行き4・7メートル、高さ11・5メートル。1936年に改修されて以降、手が加えられていなかった。
○徳島新聞  2009/09/19
安楽寺山門、73年ぶり改修 美馬市の国登録文化財 2009年9月19日

 安楽寺山門、73年ぶり改修 美馬市の国登録文化財 美馬市美馬町宮西の安楽寺で、73年ぶりとなる山門の大規模改修が始まった。柱や梁(はり)など一部を残して解体し、全面的に改修する大掛かりなものとなっている。同市脇町岩倉の宮大工 西岡澄明さん(75)が棟梁として現場を指揮。地域住民に愛される文化財を将来に残すため、仲間とともに奮闘している。

 山門は1756年の建築。1936年に一度改修されたが、それ以降手が加えられていなかった。長年たつため柱や瓦に傷みが目立ち安楽寺では5年ほど前から再修復を計画。9月から本格的な作業に取りかかった。

 現在山門は、周囲に足場が組まれシートで覆われている。2層構造の下側部分の屋根や柱、梁など一部を残し、ほとんどを解体。取り外された木材は使用できるものは補修して再利用し、それ以外は新しいケヤキなどで作り替える。作業は年内で終える見通しという。

 工事は西岡さんの指揮の下、県外の宮大工6人が担当。西岡さんは同寺の能舞台をはじめ、皇居宮殿や出雲大社神楽殿など数々の施設の建築・改修に携わってきた。西岡さんは「一つ一つの木と相談しながら、心して仕事を進めなければならない。創建したときよりも立派なものにしたい」と話している。

 山門は幅7・9メートル、奥行き4・7メートル、高さ11・5メートル。入り母屋造りの本瓦ぶきで4本の柱の間に出入り口が3カ所あり、2階建てで屋根も2層ある「三間二階二重門」の構造。朱色に塗られ、地域住民からは「赤門(あかもん)」と呼ばれ親しまれている。今年8月に本殿、書院、鐘楼とともに国の登録有形文化財に登録された。