安楽寺  浄土真宗本願寺派  千葉山安楽寺
妙音  千葉山安楽寺機関誌
○秋季彼岸会 法要ご案内 特別永代経
平成二十一(2009)年九月二十三日(水 秋分の日)
  浄土真宗の基本は、聴聞です。 阿弥陀様の、本願を聞いて、阿弥陀様の慈悲(優しさ)を学び取らせていただきましょう。
正午 永代経法要
  法話
  読み上げ 三野・南岸・美馬市外
 
一時半 秋季彼岸会法要
  法話
  読み上げ 脇町・美馬町
 
 昼食の用意をしていますので、お早めにお越し下さい。彼岸参りのご親戚もご一緒にお誘い下さい。
 法要の形と時間配分を変更いたしております。

○赤門大手術始まる
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○執刀名医 西岡澄明棟梁
 九月一日現在七名の大工が大阪・京都から駆けつけて年内完成を目指して 作業にあたっています。
 昭和十一年次の修理部材が悪く、殆どの部材を入れ替えるために材木の手当に大わらわです。

 皆さんから頂いたお見舞いで、赤門は元気な姿に戻ります。赤門に成り代わりお礼申し上げます
 客殿新築時に頂いたケヤキが乾燥して、この度お役に立っています。西村重明さんからも蓄えておられたケヤキを融通して頂きました。昭和の改築では、松材が多用されていました。この殆どが腐食して傾きの原因を造っていました。ケヤキに勝る材は無いようです。

 現在山門は解体されて見る事ができません。
 周りに材木が置いてありますのでご注意下さい。  駐車には不便をおかけしますが、近所に迷惑にならないようにお願いします。

○親鸞聖人750回大遠忌法要 団体参拝日程
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 平成二十三(2011)年六月十六日(木)〜十七日(金)
 法要参拝 六月十六日午後二時始
 宿泊   京都東急ホテル 
 費用未定

 法要は平成二十三年六月十六日午後の法要に団体参拝します  お元気にご一緒したいものです。

 乘隆が、この法要だけは参らせて頂きたいと切望しておりましたが叶わぬ事となりました。残された私達は、是非参りたいものです。参加ご希望の方は、健康管理にご留意してお待ち下さい。
 費用は未定ですが、 お楽しみに 皆様のお申し込みをお待ちしています
 メインテーマは、「安穏」です。 「世の中安穏なれ 仏法広まれ」は、親鸞様の願いでした。先代乘隆が心待ちにしていた法要です。

○お待ち受け法要 (親鸞聖人750回大遠忌法要のお待ち受けとして)
日時 平成二十二(2010)年五月十五日(土)午後開始
主催 これは徳島西組の行事です
場所 美馬安楽寺
講師 本願寺派勧学 霊山勝海師
 どなたでもお参りできます 費用は無料です
○四州教区徳島西組
所属: 四州教区徳島西組
名前: 立光寺
TEL: 0883-63-3363
FAX:
住所: 〒771-2100 徳島県美馬市美馬町
 
所属: 四州教区徳島西組
名前: 安楽寺
TEL: 0883-63-2015
FAX:
住所: 〒771-2105 徳島県美馬市美馬町字宮西11
 
所属: 四州教区徳島西組
名前: 西教寺
TEL: 0883-63-2067
FAX:
住所: 〒771-2105 徳島県美馬市美馬町字宮西13
 
所属: 四州教区徳島西組
名前: 西福寺
TEL: 088342-2536
FAX:
住所: 〒779-3405 徳島県吉野川市山川町字土橋82
 
所属: 四州教区徳島西組
名前: 西福寺
TEL: 0883-82-6387
FAX:
住所: 〒779-4702 徳島県三好郡三加茂町西庄字池上104
 
所属: 四州教区徳島西組
名前: 安楽寺
TEL: 0883-53-7344
FAX:
住所: 〒779-3600 徳島県美馬市脇町大工町
 
所属: 四州教区徳島西組
名前: 清南坊
TEL: 0883-78-3790
FAX:
住所: 〒779-4804 徳島県三好市井川町井内東328
 
所属: 四州教区徳島西組
名前: 浄光寺
TEL: 0883-72-1080
FAX:
住所: 〒778-0002 徳島県三好市池田町字マチ2257
 
所属: 四州教区徳島西組
名前: 徳泉寺
TEL: 0883-79-5237
FAX:
住所: 〒771-2503 徳島県三好郡三好町東山
 
所属: 四州教区徳島西組
名前: 教法寺
TEL: 0883-79-2282
FAX:
住所: 〒771-2502 徳島県三好郡三好町足代2415
 
所属: 四州教区徳島西組
名前: 福成寺
TEL: 0883-78-2741
FAX:
住所: 〒779-4800 徳島県三好郡井川町西5035
 
所属: 四州教区徳島西組
名前: 林照寺
TEL: 0883-63-2155
FAX:
住所: 〒771-2105 徳島県美馬市美馬町字宮西17
○瓦懇志受付中
 赤門に葺かれる瓦にあなたのお名前を残しませんか
 観光に来られた方 親戚の方 いろんな方のご縁が結ばれています  あなたも いかがですか

一枚二千円です

 あなたご自身で書いて下さい しかし代書もできます
 九月彼岸会法要まで受け付けています
親鸞聖人御一代 第一回
  • まえがき
 千葉乘隆著「親鸞聖人ものがたり」を参考にして、シリーズで、解説致します。

 親鸞聖人の誕生から往生にいたるその生涯を描いた伝記絵巻「親鸞伝絵」正しくは「善信上人絵」(西本願寺本)がある。親鸞伝絵は、親鸞聖人の曽孫覚如上人が聖人の示寂後三十三年に当たる永仁三年(一二九五)に作ったもので、上下二巻から成る。親鸞伝絵の絵の部分だけを、掛け軸にした物を「親鸞絵伝」安楽寺には、宝暦年間新調の軸がある。文章だけを集めた物を「御伝章」という。

 長らく、親鸞聖人は、その存在に疑念を抱かれてきた。それは、真宗寺院以外に史料が皆無の状態にあったがためで、大正一〇年西本願寺の宝庫から妻恵信尼公の手紙一〇通が発見されたことによって、実在が証明された。この大正一〇年五月四日乘隆は誕生した。学者の道を歩む因縁を深く感じる。
  参考  恵信尼公の手紙(恵信尼消息)

  • 親鸞聖人 誕生
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 承安三年(一一七三)
 江戸時代に考定された「親鸞聖人正統伝」に四月一日(太陽暦五月二十一日)説が有力で、西本願寺では、この日に降誕会を厳修し、法樂能が催される。龍谷大学では、提灯行列があり、懐かしい思い出である。

 誕生の地は、京都東南郊外「日野」父は、日野有範母は吉光女と伝えられる。

 日野家は、始祖藤原鎌足七代の孫家宗、日野に法界寺を創立、家宗の五代の孫資業は日野を姓とし法界寺に阿弥陀堂を建立。日野氏は、代々、儒学と歌道をもって朝廷に仕えた。

 親鸞聖人は、幼名「松若麿」又は「鶴充麿」ともいう。母吉光女は、源義親の孫 父有範 有範の父経尹 は、従四位下阿波権守の放埒により、有範は、皇太后宮大進に五位に止まった。職を退いて後は、日野南の三室戸に隠棲し、かなり老年まで生きていたようである。三室戸寺は、あじさい寺で有名。尋ねてみたい。
○乗隆院家一周忌法要
 四月十二日百名あまりの参列者を迎えて安楽寺本堂で厳修されました

 乘隆が念願しておりました
1、親鸞聖人七百五十回大恩忌法要
2、赤門修復
3、孫の結婚  以上  三っつが思い起こされます

 1、は、お待ち受けの法要・団体参拝・安楽寺大恩忌法要と、時間に追われながらも勤まりそうです。

 2、は、現在進行形で、冬の報恩講には、元気な姿に出会えそうです。

 3、が難題です。相手もあれば、本人もありで、誰でも良いとはいかないようで、親としては、頭を悩ませていますが、遺言は一日も早く片づけて、肩の荷を下ろしたいものです。

 来年の、三回忌法要は、京都西本願寺にて営むよう、準備中です。
 命日の、四月十二日(月)日帰りにてバスで参りたいと存じます。お出入りの方には、日取りをお願いいたします。
 併せて、西大谷に納骨いたします。

 葬儀香料は、本堂屋根修理・本山・龍谷大学・美馬市等への お礼に充当いたしました。香典返しは、前坊守の例に従い致しませんので悪しからず。ご了承下さい
○「お彼岸」とは
 此岸から、彼岸へ 即ち 娑婆世間から、お浄土へ わたる教えです。
 春分と秋分に太陽が沈む真西に向かって、阿弥陀様の極楽浄土に手を合わせお浄土に往生を願う法要です。
 六波羅蜜の教えである 布施・持戒・精進・忍辱(にんにく)・禅定(ぜんじよう)・智慧の六つの行を完成してお浄土に生まれますが、  浄土真宗門徒は、お念仏を称えさせて頂くことによって、阿弥陀様のお浄土 に生まれます。


 お彼岸とは  (夏版に記した文章を次に再掲します)
 「お彼岸」とは、佛教でいう到彼岸を言い習わした言葉です。 彼岸とは、彼の岸ーお浄土ー即ち仏様の世界のことです。
 仏法に逢い(聴聞)、自己を振り返り、心新たに一歩を踏み出す日にしてほしいと制定された日本独自の法要です。
 これに対して「此岸」とは「娑婆」の事、即ち苦悩に満ちた私達の現実の世界です。
 この現実の迷いの世界から、理想の悟りの世界に至ることを到彼岸パーラミッタと言います。

 念仏のご縁に結ばれた命は、阿弥陀様のお浄土に、仏様となって生まれ、今はお浄土の仏となられた方々が、阿弥陀様と共に常に見守って下さっています。ご法要に参って、御法話に耳を傾け、自分自身を反省し、仏様のご恩を感謝し、お徳を讃えましょう。水あげ・施餓鬼の必要のないのが、お念仏の教えです。
 大切なことは、阿弥陀様の願いを聞かせていただくことです。彼岸会を別名「讃佛会」と申します。「彼岸会」には是非お参り下さい。
○永代経とは
 この世で、阿弥陀様のお慈悲を頂いて、必ず往生を遂げさせていただき人生を歩まさせて頂くのが、お念仏の教えです。

 お浄土に還られた方を偲んで、お礼の浄財を進納して、営まれるのが、特別永代経法要です。懇志を進納された方のお名前を読み上げ、お焼香のご縁を頂き、お念仏相続にいそしむご縁と致します。